安定した電力の供給を維持するには、過去の需要と供給実績を分析することが必要となります。オンライン系の自動給電システムには、需給実績データが蓄積されています。計画支援システムは、蓄積された需給実績データをコンピュータに取り込み、データの分析や帳票作成などを行い、需給計画を支援することを目的としています。
近年、負荷制御所においては従来の集中型システムから分散型システムへとリプレースが進んでいます。 業務支援システムは、監視・制御システムや事故復旧システムと連携しながら、多様化する制御所業務の支援を目的としています。主には機器動作管理業務、事故速報作成業務、記録データ編集業務など定型業務支援機能を実装しています。
電力系統では、構成設備の保守・保全や拡大する需要に対応するため、点検・補修工事や新増設工事などが行われます。設備の停電が必要な場合には、系統の信頼度や設備機器の過負荷などを考慮して、各種作業の相互調整をはかる必要があります。 停電作業の調整業務は、電力系統の拡大・複雑化に伴い、ますます高度な専門知識と経験を必要としています。停電作業調整支援システムは、知識処理技術を応用した調整支援機能を持ち、業務全体の作業効率の向上と省力化を図ることを目的としています。